開業医の父(久保酎吉)の元に生まれ育った兄・直樹(城島茂)と弟・達也(加藤成亮)。
勉強・スポーツ、何をやってもダメな直樹に対して、何でも出来てしまう達也。
ある日、直樹は父と大喧嘩、そして勘当されて絶縁状態に。
その数週間後、母が死んだ。
母が死んで酒浸りになる父、そして達也は寄宿制の高校へ進み村を出る。
時が過ぎ─
大学を卒業した達也のもとに一通の電報が届く。
「チチ ヤバシ スグカエレ」
達也が7年ぶりに故郷へ帰ると、そこには思わぬ光景が…。
なんと勘当されたはずの直樹と父が、楽しく酒を酌み交わしていた。
達也と直樹は、父親から自分は余命一ヶ月だと告げられる。
そして翌日、父は自分より30歳も年下の謎の女性・香織(朝海ひかる)を家に招き入れ、
「彼女と結婚する」と言い出す。
達也と直樹は困惑し、香織が遺産狙いの結婚詐欺ではないかと疑うが──。
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