3日目。
朝、目が覚めると、どしゃぶりの雨でした。
ただ、天気予報では雨のち晴れだったので、止む事を期待しつつ。
この日は、離島ターミナルから高速船で10分の竹富島に行きました。
竹富島は、島の周囲が9キロメートル程、人口が300人ちょっとで、
集落の全てが重要伝統的建造物群保存地区に指定されているという、
八重山の古き良き家並みが残っている島。

オプションが、港からコンドイビーチに連れて行ってくれるツアーだったので、
車でコンドイビーチまで連れて行かれたのですが、
雨はほとんど止んでましたが、かなり涼しく、ビーチにも誰もおらず、
とても泳ぐような雰囲気ではありませんでした(苦笑)
ママなんて、服の下にせっかく水着を着ていたのに!
しょうがないのでぶらぶらと徒歩で、カイジ浜という星砂の浜に向かいました。
ここには結構外国からの観光客なども来ていました。
砂浜に座り、砂をすくってみるとだいたい何粒かは星砂がありました。
ただ、売っているのほど大きく綺麗な形を見つけるのは難しいです。
実はこの星砂、砂ではなくヒトデのようなものの死骸、らしいです。
私、ガイドブックで読んでちょっとショックでした・・・。
その後、集落に向かい歩き始めたのですが・・・これが意外と遠い!
歩いて15分程、と聞いていたのですが、もっと歩いた気がします。
しかも、集落に着いたはいいが、迷う!
基本、赤瓦の屋根に珊瑚石の石垣、白砂の道・・・、
すべて同じような風景なので、迷路のよう・・・。
あと、なごみの塔という小さな展望台?があったのですが、
超急なほっそい階段で、人ひとり上るのがやっと。
あまりにも階段が急すぎて怖くて、私は結局登れませんでした・・・。
なんであんなに登りにくいのを作ったのでしょう・・・。
お昼は、車海老フライ、魚のフライ、石垣牛ハンバーグ、八重山そばなどが
セットになったランチセットを食べました。
食後にはシークワーサーやマンゴー等のアイスキャンディー付き!
お店も凄く綺麗で、芸能人のサインがたーくさん飾ってありました。
昼食後は、竹富名物水牛車に乗って、島を周りました。
私達をひっぱってくれた水牛は、はなちゃん。

もうおばあちゃんなので、1日1回、人数が少ない時にお仕事して
足腰が弱らないようにしているんだとか。
行く前は、たくさん人乗せて重いのに水牛さんが可哀相!なんて
思っていたのですが、水牛さんたちは意外と嬉しそうでした。しっぽ振ってた。
同乗するガイドさんが案内しつつ、集落を周ります。
竹富島の家は玄関がなかったり、台所が離れていたり。
また、新しい家を建てる時も、必ず赤瓦の屋根で平屋でなくてはいけないなど、
町並みを保存するのに色々決まりがあるそうです。
また、屋根の上のシーサーも色々な表情をしてました。
スーパーもコンビニもなく、唯一ある学校の生徒数は30数名。
でも先生は17人?程いるそう。
水牛車にゆったりと揺られ、ガイドさんがサンシンを弾きつつ、
島の民謡を歌い・・・まるで、違う世界のようでした。
今、この日本に、このような島が存在するということが不思議でたまらなかったです。
ちなみに、今週末には島の一番のお祭りタナドゥイが行われるようで、
この日ばかりは水牛車の観光業もお休み、
竹富出身の人々もこの日は島に戻ってくるんだって。
竹富島の人は、本当にこの島を大切に、大好きに思っているんだな、と感じました。
その後はまたダラダラと歩きつつ、迷いつつ、コンドイビーチに。
お迎えがここに来てくれる予定だったので。
雨こそ止み、何人か人もいましたが、なんだか潮の流れも速く、
とても海に入れるような状態ではありませんでした。
なので、しばしボーっと。

なにが凄いって、180度海しかなく、しかも海の向こう側に何もないということ。
ひたすら海しか見えません。
今度は天気がいい時に来たいなぁ。
島には民宿が数件あるだけなので、ほとんど日帰りの観光客が多いのですが、
夜は星がとっても綺麗に見え、天の川まで見ることができるそうですよ。
16時頃、石垣島に戻ってきました。
夕飯はホテルの和食で、お刺身や石垣牛のステーキなどを食べました。
初日の那覇空港ではまだ食欲が戻っていなくて、
どうなることかと思っていたのですが、石垣島にてすーっかり治りました(笑)
最後の夜、曇っていて星があまり見えなかったのがザンネン。
あとこの夜地震がありましたね。
私はシャワー浴びてて全く気付きませんでしたが;
津波情報とかテレビで出て、ちょっとびっくりしました。
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