町田選手を応援している私にとって、とにかく苦しい2日間、でした。
明らかに、木曜日の公式練習の時から調子が悪いのはわかってて、
ファイナルの前から調子が悪いのをどうにかして戻そうとして、
でもなかなか上手くいかず、苦しんでいる、という状態で迎えた全日本。
あーなんでよりによってこの時期に・・・って感じだったなぁ。
雑誌とか読んでも、シーズンオフの時から絶好調っぽくて、
そのまま迎えて、いい結果を残すことができたグランプリシリーズ。
ちょっと照準を合わせるのが早かったんじゃないかな。
調子が悪いって聞いていたから、
無良くんがノーミスした時に、正直勝てる気がしなかったし、
直前の滑走の子のハプニングもあったことで、
厳しいだろうな、っていうのは覚悟の上のショートでした。
というか生放送・・・緊張で倒れるかと思った(苦笑)
ジャンプのミスは2つあったけど、抜けと転倒はなかったし、
なんとか堪えたから、75はいかないかな~なんて思っての68だったので、
ちょっと愕然としてしまいました。
今回はスピンの取りこぼしがひどかった・・・。
キャメルスピンの足替えがいつもより早いなーとは思ったけど、
全部のスピンで取りこぼしていたようで・・・。
ジャンプが不安定なら、他のところで点数を稼がないといけない中で、
厳しい結果になりました。
うーん、全体でいつものキレキレさはなかったけど、
終わった後の表情は意外と沈んでなくて、
インタビューも結構前向きだったのは、ちょっと救われましたね。
あと、棄権になってしまった堀之内くんが結構イケメン!って思ったけど、
すれ違う時に肩をポンっと叩いてあげた町田くんが男前すぎて、
惚れそうになってしまいました(笑)
これから滑る自分も大変な状態なのにさ。
フリーは、とにかく午前中の公式練習で、ジャンプが決まらない・・・とあったので、
これも、厳しいだろうな、と。
正直、立て直すのは無理だろうな、と思っていました。
あーもしかして、今季はこれで終わりかな、とも思いました。
とても4回転なんて降りれる状態ではないだろうし、回避するかな?というのも想定内。
でも、今季は男子6強と煽られていたので、
できれば意地でも6位には浮上してほしいという願望もありました。
ネットで実況と結果を字で読んだときは、あぁ、やっぱりね、という思いだったのですが、
テレビで観ると意外と・・・というか思ったより頑張ったかな、と。
着氷がかなり乱れてたけど、抜けたりはしてなかったので。
最後の方のタイミングは完璧にずれてて、曲より早くフィニッシュしちゃってましたね。
でも、もっと崩れる覚悟はしてました。
点数もPCSが去年よりは高く出て、なんとか200は超えて。
まぁ、200超えて満足してちゃいけないレベルの選手なんですけど。
あと、キスクラでランビさん座ってくれたのは嬉しかったなぁ。
本当は振付をしたショートの時にいるべきなんだろうけど、
キスクラで4人で座って若干狭そうな姿を見て、
みんなに応援されて、愛されてる選手なんだなぁ・・・と思いました。
あと、衣装は以前のものに戻していましたね。
どちらかというと、ショートのを戻してほしかったけど・・・。
それでも、後に滑る選手にどんどん抜かされて、
順位が下がっていくのを見るのがつらかった。
樹くんを尊敬してるっていうジュニアの田中刑事くんにも抜かされたからね。
結果、ショート8位、フリー8位、総合9位。
シニアになってから全日本自己最低順位だよね。
というか、シニアになってから最終グループ逃したのも初?
いやー泣いたわ(笑)
今でも油断すると泣けてくるんだけど。
もうとにかく、不調だったんでしょうね。
あと、周りのレベルが高くなった。
206.17という点数は、去年だったら5位の順位。
あと2点、どうにかすればなんとか7位に上がれたことを考えると、
最後の3Sにコンビネーションつけて3連続にできなかったかな、とか
ショートのスピンのレベルが・・・とか、
色々考えてしまいます。
いや、7位になってもあまり関係ないのだけれど・・・。
あんなに高くて綺麗だったアクセルが完全に行方不明ですね。
2Aすらも着氷危なかったので、よっぽどなんだろうな。
でも、ショート前のインタビューにもあったように、
靴の問題もあり、全てのジャンプが不安定で、少しずつずれてきているって、
自分でも自覚していて、覚悟の上で臨んだ全日本、という感じだったかな。
たぶん本人もこの結果を冷静に受け止めているんじゃないかな。
今季は、大きな大会はこれで終わりかなー。
できれば、B級大会とか国内大会でもいいから、ノーミスの火の鳥が見たかったけど・・・。
でも今年は飛躍した年だったんじゃないかな。
なんと言っても、周りの煽り方が去年とは違った。
去年の全日本は3Mくくりでちょっと煽った程度だったのが、
今年は全日本のポスターにも、オープニング映像にも登場したり、
トナカイのかぶりものしてコメントさせられたり(笑)、
第5の男と言われ、特集してもらったり、
世間の注目度は確実に上がったと思います。
忘れもしない、去年の全日本は、ショートで3位だったのに、
新聞には“1位が髙橋、2位が小塚、羽生は4位でした”って書かれ方をしていて、
なんで3位を抜かすんだよ!と思ったんだけど、
今年はショートの後の新聞に“町田は8位”って書かれてて、
逆に6、7位の選手が載っていなかったので、
そんな部分でも、出世というか・・・、注目されていたんだなぁと感じました。
本当に、町田くんは、羽生くんが一気にトップに駆け上がっていたのと違って、
ちょっと進んだと思ったら、一歩下がってって、本当に少しずつ、
一歩一歩進んでいく選手だと思っているので、
あーこんな全日本もあったよね、って来年、再来年と・・・笑えるといいな、と思います。
グランプリでポイントも稼いだし、シーズンベストも上位だから、
来季のグランプリシリーズも2枠はもらえる・・・よね。
まだまだこれからです。
やばい、まっちーについて語りすぎた(笑)
こう、一人の選手を応援しすぎると、よくなかった時のショックが大きすぎるので、
もーちょっとライトに応援したいんだけどなぁ。
今回の全日本のもう一つの衝撃は小塚くんかな。
あんなにボロボロなこづこづは初めて見たかもしれない。
足の怪我が原因みたいだけど、ショートは3位だったから気付かなかっただけに、
フリー7位はちょっと驚きの結果でしたね。
あとは、トップ2のレベルの高さが尋常じゃなさすぎる。
髙橋大ちゃんがフリー190台、総合280という異次元の点数を叩きだしたので、
さすがに羽生くんでも無理なんじゃないかと思ったけど、
ショートの点差が効いての初優勝。
なんか・・・恐ろしすぎる。
たぶん羽生くんは、オリンピックで金メダルを獲れる人間だと思う。
それにしても、私がこっそり書いた予想。
表彰台3人全てはずしたんですけど(笑)
これだから、フィギュアスケートは面白いですね。
とにもかくにも、みなさんお疲れ様でした。
なぜだか私も・・・すっごい疲れました(笑)
そして、来年の全日本は・・・会場に行けていたらいいな。
きっと未だかつてないプレミアチケットになると思うけど・・・。
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